親知らず抜歯
・親知らずについて
一般的に20歳ごろ萌出してくる、前の歯から数えて8番目の歯になります。
親知らずは抜歯する事が多いです。
その理由としては、歯の生えるスペースが不足し、埋まったままで綺麗に生えてこないからです。歯ブラシが届きにくいため、歯茎が腫れたり、手前の歯が虫歯になってしまうことがあります。
全ての患者様の親知らずを抜歯する必要はありません。しっかり咬合しており、症状がなく、歯ブラシが届く場合は、歯を残す事のメリットも沢山あるのです。
親知らずのことでお悩みやお困りの際は、どうぞお越し下さい。本当に抜くべきなのか、保存すべきなのか診査診断させて頂きます。
・上顎の親知らず抜歯
埋伏でない場合、処置は痛みもなく数分で終わります。
埋伏の場合は、切開し抜歯しております。上顎骨は柔らかく、埋伏していてもさっと抜けることが多いです。
・下顎の親知らず抜歯
埋伏でない場合、骨植にもよりますが、30分のご予約枠で、安全にお痛みなく終わります。
埋伏の場合は、術前にCT撮影をします。
当院のCTは、必要な部位のみの撮影が可能なため、不必要な被曝は避けられます。
歯根の形態、骨の厚み、下歯槽管(血管・神経)との距離を確認します。
患者様には、大画面モニターにて、CT撮影画像を見ていただきます。院長が分かりやすく説明致します。術前に、ご不安やご質問がありましたらお聞き下さい。
1時間のご予約枠で、実際に処置する時間は、切開→分割→抜歯まで15分程です。その後、縫合→止血確認→術後の説明を受けて頂き、お帰り頂いております。
・口腔外科病院へのご紹介
当院は、福井県済生会病院、福井県立病院の地域医療連携登録医となっております。抜歯が困難な患者様におかれましては、歯科口腔外科へご紹介させて頂いております。